公開日 2026年05月12日

CINEMA SPECIAL 生誕百年記念 今村昌平監督作品特集『黒い雨』
CINEMA SPECIAL 生誕百年記念 今村昌平監督作品特集『黒い雨』
©今村プロダクション / 林原グループ
『黒い雨』
2026年 7月25日(土)   午前の部11:00〜13:03 / 午後の部14:00〜16:03【完全入替制】
三鷹市芸術文化センター 星のホール
チケット
チケット発売日会員5月21日(木) / 一般5月22日(金)    

WEB予約

【全席指定】各部 会員450円 / 一般500円 / 学生400円(当日学生証拝見)
*未就学児は入場できません。
上映作品『黒い雨』
(1989年 / 123分 / 白黒 / DCP / 今村プロ)
チラシPDF
託児サービスあり  

主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団

電話:0422-47-5122(三鷹市芸術文化センターチケットカウンター)

協力:東映株式会社、株式会社今村プロダクション、松竹株式会社

原爆の被害を振り払うように平穏な幸せを願った一人の人間とその家族の切実な姿を描いた。
『黒い雨』
(1989年 / 123分 / 白黒 / DCP / 今村プロ)

監督 今村昌平
原作 井伏鱒二
出演 田中好子、北村和夫、市原悦子、原ひさ子、石丸謙二郎、石田圭祐

昭和20年8月6日の朝、重松(北村)は、強烈な光とともに起きた爆風で電車ごと吹き飛ばされる。遠くに巨大なキノコ雲を見た姪の矢須子(田中)は、疎開先から急ぎ市内の叔父宅へ戻る途中で、黒い粘り気のある雨に降られる。米軍による原子爆弾投下から5年、気立ての良い娘に育った矢須子のもとにはよく縁談が持ち込まれるが……。子どもから大人へと成長するかけがえのない時を、絶望的な経験を経てもなお希望をもって生き抜こうとした一人の人間を田中好子が演じ切る。公開当時、まばゆいばかりの光に彩られたバブル経済絶頂期の日本において、あえてモノクロフィルムで撮られた本作のキャッチコピーは、「死ぬために、生きているのではありません。」だった。

 
今村昌平監督
写真提供:今村プロ
今村昌平

1926(大正15)年9月15日東京の生まれ。1951(昭和26)年、松竹大船撮影所に入社。小津安二郎監督の『東京物語』(1953年)等、野村芳太郎監督の『鳩』(1952年)等に助監督としてつく。1954年、日活に移籍し、川島雄三監督のチーフ助監督となるかたわら、川島監督『幕末太陽傳』(1957年)、浦山桐郎監督『キューポラのある街』(1962年)の脚本も手がける。昇進し、第一作監督作『盗まれた欲情』(1958年)から『果しなき欲望』(1958年)、『にっぽん昆虫記』(1963年)等立て続けに発表。独立し、今村プロダクションで『神々の深き欲望』(1968年)等を撮る。その後、1975年、映画人育成のため横浜放送専門学院(現・日本映画大学)を創立し、校長に就任。『復讐するは我にあり』(1979年)、『ええじゃないか』(1981年)を経て、1983年『楢山節考』でカンヌ国際映画祭の最高賞を受賞。『黒い雨』(1989年)から8年後、1997年に『うなぎ』で2度目のカンヌ国際映画祭最高賞に輝く。2006(平成18)年5月30日死去。

 

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