公開日 2025年12月19日

企画展示 旭日中綬章受章・芥川賞受賞60年記念 津村節子の歩む道~夫・吉村昭とともに~
東伏見に住む頃 撮影:林 忠彦
東伏見に住む頃
撮影:林 忠彦
2026年 1月15日(木) ~ 7月20日(月・祝)   10:00〜17:30
会場 三鷹市吉村昭書斎 書斎棟 展示室

休館日:月曜日(2/23、5/4、7/20は開館)、
    2/24(火)、2/25(水)、5/7(木)、5/8(金)

書斎棟での展示となるため、入館料(100円)が必要です。

 
主催:公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団

三鷹市吉村昭書斎
〒181-0001 三鷹市井の頭3-3-17 *京王井の頭線「井の頭公園駅」から徒歩3分
Tel: 0422-26-7500
開館時間:10:00〜17:30 休館日:月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、休日を除く翌日と翌々日が休館)
入館料:交流棟無料、書斎棟100円
*中学生以下、障害者手帳持参の方とその介助者、校外学習の高校生以下と引率教諭は無料
*「東京・ミュージアムぐるっとパス」利用者は無料
*年間パスポート300円(購入日から1年間有効。受付にて販売)


2025年11月12日 / 提供:吉村家
2025年11月12日 / 提供:吉村家

令和7年(2025年)は、吉村昭の妻で作家の津村節子が「玩具」で芥川賞を受賞してから60年、同年11月3日には、旭日中綬章を受章するという特別な年になりました。これを記念して、津村の歩んだ道のりを紹介する企画展示を開催します。

昭和3年(1928年)、福井県に生まれた津村は10歳で上京し、その後学習院大学短期大学部に入学します。執筆への強い意欲を抱いて入った学習院大学文芸部で吉村と出会い、結婚し、互いに作品を発表し続けます。郷里・福井を舞台とした作品のほか、数々の小説やエッセイを創作し、吉村の没後は夫との人生について執筆しています。

本展では、津村の「玩具」や「紅梅」の直筆原稿のほか、座右の銘を揮毫した色紙、吉村からの書簡等を公開します。